ちょっとずつ忘れてたもの思い出す

フジテレビの「ボクらの時代」で、俳優の鈴木浩介さんが、遠い目標をもつよりも、ちょっとずつ忘れたものをもう一度とりもどしながら走っていきたい、と言っていた。わたしも、そう、おもう。目標がもてなくても悩むひつようはないんじゃないか。ちょっとずつ自分がうしなったものを取りもどしながら、走って、歩いて、たちどまって、歩いて、走っていけばいいんじゃないか。たどりつくべきところにたどりつくまで。場所もあなたに向かって走ってくる。

この記事を書いた人
yagimotoyasufuku
柳本々々(やぎもと・もともと)1982年、新潟県生まれ 川柳作家
安福 望(やすふく・のぞみ)1981年、兵庫県生まれ イラストレーター