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著者:ペマ・ツェテン(著)・大川謙作(訳)
本のサイズ:四六判/256ページ
発行日:2020/12/25
ISBN:978-4-394-19009-7
価格:2,200 円(税込)
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草原に暮らす羊飼いの家族たち。その穏やかな生活のなかにある、秘められた葛藤と孤独を描く表題作「風船」のほか、仏教的世界観と近代的価値観が混じり合う現実を生きるチベットの人々をユーモラスに、幻想的に、時にリアリスティックに描いた短編6作品を掲載。ほか、自伝的エッセイと、訳者解説も所収。映画監督としても注目されるペマ・ツェテンの小説家としての魅力、そしてチベット文学の魅力を伝える。
風 船 轢き殺された羊 九番目の男 よそ者 マニ石を静かに刻む 黄昏のパルコル [エッセイ]三枚の写真から [解説]大川謙作
ペマ・ツェテン(ペマツェテン)(著/文) 1969年、中国青海省海南チベット族自治州貴徳県生まれ。チベット語と中国語の二言語で創作を行う小説家であり、またチベット語母語映画の創始者とされ、数々の国際映画祭で受賞歴のある映画監督でもある。小説もフランスを始め世界各国で翻訳されている。2013年には、日本語版作品集である『チベット文学の現在 ティメー・クンデンを探して』も刊行されている。 大川謙作(おおかわ・けんさく)(訳) 日本大学文理学部中国語中国文化学科教授。専門は社会人類学、チベット現代史。ペマ・ツェテンの翻訳を多数手がけている。