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亜細亜の旗

亜細亜の旗

著者:小栗虫太郎

本のサイズ:A5判/並製・貼函入

発行日:

ISBN:978-4-394-90394-9

価格:4,950 円(税込)


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商品について

小栗虫太郎生誕120年、歿後75年記念出版 

大東亜共栄圏構想を掲げていた昭和16年、太平洋戦争前夜の厳しい言論統制下で 連載されていた小栗虫太郎の長編小説発見! 80年の時を経て初刊行!!

小栗虫太郎は、横溝正史や江戸川乱歩の登場した雑誌『新青年』でデビュー。『黒死館殺人事件』によって当時の探偵文壇に確固たる地位を築き、現在も『ドグラ・マグラ』『虚無への供物』と並ぶ三大奇書と称されている。その小栗の見慣れない連載小説が発見され、専門家の調査により“未刊行作品”と確認された。独自の文体、ペダントリー、ミステリー趣向は影をひそめ、従来の小栗虫太郎観を激変せしめる通俗的な恋愛小説である。歿後74年にして出版される異色作だが、本書の刊行は、戦時下の探偵作家たちの苦労とともに、昭和における国家と政治、文学を問い返す機会にもなるだろう。

『亜細亜の旗』ストーリー
日中の架け橋たらんと上海の病院に勤務する青年医師・峰島譲治は、一時帰国の船上で運命の女性・暁子と出逢う。だが二人の恋は、周辺の思惑が複雑に絡み合って定まらない。大東亜共栄圏建設によって雄飛しようとする日本の姿を、主人公に仮託した小栗虫太郎の国策小説発見! 『黒死館殺人事件』をしのぐ一大長篇、ここに登場!!
発見者の山口直孝氏(二松学舎大学)の解説のほか、子息・小栗宣治氏の「小伝・小栗虫太郎」を収録。

目次 本文より

著者紹介

小栗虫太郎(オグリムシタロウ)(著)
1901 年(明治34)3 月14 日、東京神田旅籠町に生まれる。本名・ 栄次郎。京華中学校卒業、正則英語学校高等科にも通学。1933 年(昭 和8)、『完全犯罪』(『新青年』7 月号)を発表、本格的な創作活動 に入る。『黒死館殺人事件』によって日本探偵小説史上に確固たる 地位を築いた。他の作品に『白蟻』『オフェリア殺し』『紅殻駱駝の 秘密』『魔童子』『二十世紀鉄仮面』などがある。第4 回直木賞候補。 1941 年(昭和16)、陸軍報道班員としてマレーへ出征。1946 年(昭 和21)2 月10 日、脳溢血で急逝。

 

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